部位別のタトゥ

背中,おしり
背中やお尻も、「チラ見せ」のインパクトで入れる人が多い部位です。
また、有名モデルが最近は首の後ろから背骨にかけて入れており、このようなデザインがブームになっています。
面積がある部分でもあり、大きな絵柄を入れる人が多く、したがって消すための「手段」についても、さまざまな方法がとられます。
単一色で浅く掘っている場合はレーザーで対応できますが、プロ彫りが多い部分でもあり、皮膚切除などが一般的なようです。
広範囲にわたるタトゥの場合は、数回に分けて皮膚切除を行います。
ただ、動くと皮膚が収縮しやすい部分なので、術後は傷がひらかないように、安静にしていることが大切。
黒一色などのトライバル柄を入れている人は、レーザーを数回照射して薄くしていく方法を選ぶこともありますが、色が入っている部分が深いので、結果的に着ることになる人も多数。
また、多色使い、広範囲にわたると、皮膚移植や剥削といった手法を選び、短期間で消すことを選ぶ人も多数います。お尻や腰の上なども同様です。
背中からお尻にかけての皮膚は、動きやすく移植や剥削手術後〝ずれ〟が生じ、ケロイド状になりやすいことも懸念される部分でもあります。
動きによって傷が開いてしまうだけでなく、自分でアフターケアしにくいところでもあるので医師の指導が重要に。経験豊富な医師は、跡になりにくいケアの方法を、その人の体質に沿って教えてくれます。