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芸能人とタトゥ
タトゥの存在について、比較的厳しい目で見る日本社会ですが、芸能界は例外ともいえましょう。
とはいえ、15年ほど前までは、今ほど一般的ではありませんでした。
その意識を変えたのが、アーティスト・安室奈美恵さん。
彼女は不慮の事件で命を落としたお母さんの生年月日と、たったひとりの肉親である息子さんの名前を左腕に入れています。
ただのファッションではない、覚悟を多くの人がそのエピソードから感じる、意味のあるものです。
そのカッコよさからか、多くの女性が彼女に倣ってタトゥを入れたといいます。
ほかには、有名ミュージシャンや、人気モデルに入っていることはおなじみになっています。
音楽PVは肌見せがキワドイものも多いですし、ライブ衣装などからちょこっと見えて、憧れる人も多くいます。
モデルさんの場合は、水着の撮影などで、タトゥが見えて「あれっ!?」と思われる人が多いようですね。
芸能人にタトゥが入っている人は多くいます。
でも、最近はタトゥが一般的になったとはいえ、タトゥにまつわる昔からのイメージも根強く残っていることを感じているからか、若年層のファンを考慮して、未成年の人が多いイベントや媒体では、見えないよう、見せないようにしているアーティストもいるようです。
女性芸能人のタトゥのほうが、ファッションセンス的にも話題になりますが、男性シンガーやダンサー、タレントさんの中にもタトゥを入れている人が多数います。
男女問わず、アーティストとしてのカリスマ性にタトゥの存在が一役買っているような人もいますが、TPOに配慮して目立たないようにしている人も増えています。
基本的に消えないものだから、シーンに合わせて「見えないようにする」。
そういったバランス感覚やモラルが大切な時代になっているようですね。